ラバー素材は必ず加水分解する。
経験上、2年ほどで加水分解が始まるが、毎日触っていると指によって削り取られるからか深刻化が遅い。
それでも4年経つ頃にはベトベトになる。
だからラバー素材を使っているガジェットは嫌いだ。
とはいえ滑りやすいのも悪かろうし新品なら高級感の演出にもなることは理解できる。
ということで落としどころはラバー部分は交換可能なパーツとしておくこと。
それも手軽に交換できると尚良し。
ERGO MXは交換不可能だったが、幸いDualSenseはそうではなかったので交換に至った。
購入した製品
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DDKVBV7B
Amazonで軽く探したくらいではこれ以外に金属製のものが見つからなかった。
プラスチックは嫌いではないが下手なプラスチックだとスティック部分がすぐに摩耗して別の障害を生みかねないことを懸念した。
触ってみたところ本当に金属なのか少し怪しい質感ではあったが、かといって塗装プラスチックにしては角が立っているので今のところは金属だと思うことにしている。
交換手順
公式から案内のある動画(箱の中に短縮URLを書いた紙が入っていた)と、iFixitの手順を参考にした。
同梱されていたスパッジャーとドライバーは良い働きをしたが、スクレイパーの再利用は難しそうだ。
(ところでこうやって同梱されるドライバー類が溜まっていくのをどうにかしたいが、再利用などと考えてしまっているあたりちゃんとした道具を持っていないことが原因なのかもしれない)
一番の難所は外装をスパッジャーで剥がすところで、わりと複雑な爪構成になっていたので手こずった結果、爪が少し欠けてしまった。
外装はネジ止めされているので問題ないはず。
参考動画ではあんなに手軽に外していたが、あれは絶対に先に爪を折ってから撮影している。
交換後
具合は良好。
Amazonレビューでは高さが違うなども書かれていたが、あえて比較しようと思っていなかったこともあって特に気にならない。
もともとPS5をあまり使っていなかった(だから加水分解の深刻化も早かった)ので、たまに使うコントローラーとしては十分な出来になった。